高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ
前回の党員票は「下駄をはかせた数字」
議員票と同数の295票が割り振られる党員・党友票も大事となる。前回は、高市氏がトップの109票を獲得。進次郎氏は61票で3位にとどまった。「地方は高市優勢」と語られているが、「下駄をはかせた数字」と自民党関係者はこう言う。
「大ひんしゅくを買った政策リーフレットの影響です。高市陣営は『金のかからない総裁選』との党方針に反し、全国の党員30万人にリーフレットを郵送。禁止通達の前に送ったと言い張ったが、他陣営の支持者に『今回、うちの先生は高市さんを応援するの?』と誤解を与えた。忘れられがちですが、アレがなければ彼女の党員票は2~3割ほど減っていたはずです」
前回、高市氏の推薦人20人のうち旧安倍派の裏金議員が13人も名を連ねた。衆院選と参院選を経て、すでに9人が政界を去ったが、裏金議員に推される印象がつきまとうのも、高市氏にはマイナスだ。
「高市さんは11日夜に議員宿舎で約20人の議員と会合を開き、推薦人確保のメドが立った。その後、取材に応じたのは、衆院当選5回で無派閥の黄川田仁志議員。裏金イメージ払拭のため、今回の推薦人名簿は恐らく旧安倍派の色を薄める方向になるのでしょう」(別の自民党関係者)
高市本人もイメチェンを図っているという。14日の日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」は、高市氏が周囲に「“高市改造計画だ”と言われてメークのレッスンに行った」と漏らしたと伝え、“改造”後の写真を見たメーキャップアーティストは「共感性のあるほんわかメーク」とコメントしていた。
はたして付け焼き刃の裏金隠しと変身メークは奏功するのか。
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早くも市場は「サナエノミクス」に浮かれているが庶民への恩恵は期待できなさそうだ。●関連記事【もっと読む】『市場は早くも「高市トレード」だが庶民に恩恵なし…サナエノミクスが招く株高・物価高の暗澹』で詳報している。