自民元議員・和田政宗氏が参政党に露骨なスリ寄り…宮城県知事選で政策協力、過激政策に“偽情報拡散”の懸念
今回の県知事選は、6人の乱立となる見通しだ。自民が現職を支援。和田氏の他、立憲民主党県議ら新人4人が出馬を表明済みだ。参政党との協力で、和田氏は現職にどこまで迫れるのか。
「覚書に掲げられた政策は、いずれも有権者の関心が低い。移民反対を主張していますが、宮城県は農林水産業が盛んで、すでに多くの外国人労働者が働いている。彼らなしには経済が成り立たないことを、県民も理解しているはずです。メガソーラーにも反対していますが、村井知事が推進しているわけではない。唯一の争点になりそうだったイスラム教徒向け土葬墓地整備は、知事が18日に白紙撤回した。村井さんの6選が既定路線です」(地元政界関係者)
ただ、こんな懸念もあるという。
「和田氏の政策はいずれも、過激な議論になりやすいテーマ。デマや陰謀論と親和性が高い。兵庫県知事選のように真偽不明の情報が拡散され、和田氏が票を伸ばすことがあるかもしれません」(同前)
世論調査で参政党の支持率は依然、野党で1、2位。不気味な存在になるかもしれない。
豊田真由子氏の参政党入りに、SNS上は<さすがに節操がない><やらかした元自民の受け皿なのか>といった批判が飛び交っている。●関連記事【もっと読む】『参政党に自民落選組がワラワラ“大移動”の可能性…「このハゲー!」豊田真由子氏が役員就任の無節操』で詳報している。