自民元議員・和田政宗氏が参政党に露骨なスリ寄り…宮城県知事選で政策協力、過激政策に“偽情報拡散”の懸念

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 またもや、参政党人気に便乗か……。

 来月9日告示、26日投開票の宮城県知事選。参政党は今月19日、無所属で立候補を表明していた自民党和田政宗元参院議員と政策協力に合意した。「水道の民営化見直し」などを盛り込んだ5項目の政策覚書を締結し、参政党は独自候補擁立を見送ることを決めた。

 神谷宗幣代表は今夏の参院選で、宮城県の水道事業について「外資に売った」と批判。村井嘉浩県知事は「誤情報」だとして抗議していた。しかし、神谷代表は「誤りとは言えず、謝罪の必要はない」と主張。今回の県知事選で6選を目指す現職・村井に対抗馬を立て争点化するつもりだったが、結局、和田氏に一本化した。20日の党公式ユーチューブでのライブ配信で、神谷代表は「和田さんと(政策的に)かなり近いところがあるというふうに聞いていた。票を食い合うだけなので、我が党としては出馬を見送った」と説明。選挙は自主投票にするという。

■自民党衆院議員の豊田真由子氏も…

 今月8日には、元自民党衆院議員の豊田真由子氏が、参政党の政調会長補佐に就任したばかり。自民に限らず、野党の現職議員や議員秘書の中からも“参政党ブーム”に乗じようと、腰を浮かせる連中がワラワラ。先の参院選で落選し行き場のなかった和田氏もまた、参政党にスリ寄った。

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