著者のコラム一覧
保阪正康作家

1939年、北海道生まれ。同志社大卒。編集者を経て「死なう団事件」でデビュー。「昭和天皇」など著書多数。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞。本連載「日本史 縦横無尽」が『「裏切りの近現代史」で読み解く 歴史が暗転するとき』(講談社)として好評発売中。

シリーズ「第2次世界大戦と原爆」(40)福島県石川町で中学生時代に勤労動員された男性の証言

公開日: 更新日:
幻の原爆計画の資料の一つ。福島県石川町で採掘された石英の展示(2024年9月4日、石川町立歴史民俗資料館)/(C)共同通信社

 広島への原爆投下後も、日本のウラン爆弾のウラン鉱石探しは続いていた。爆弾製造の最初の段階ともいうべきこの作業について、触れておかなければならない。「ニ号研究」にせよ「F号研究」にせよ、前提になるのはウラン鉱石の採掘であり、その部分はまだ動いていたのである。それを説明しておこう。… 

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