よくもここまでデタラメができたもの…有権者は自維連立に呆然だ

公開日: 更新日:

勝手な「定数削減」は民主主義の否定

「第2自民党でいい」と言っていた(C)日刊ゲンダイ

 自維連立が発足したが、そのおぞましさには絶句する。国民が望みもしない定数削減を持ち出し、裏金議員を復権させ、選挙で負けた者同士が手を組む民意無視と国民愚弄。世紀の野合政権によってついに底が抜けたこの国の民主主義。

「国家観を共にする政党として政策協議に対応していただいた。日本経済を強くする」

 20日夜、自民党の高市早苗総裁と日本維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)が国会内で会談。連立政権樹立の合意書に署名した後に開かれた会見で、高市は何とも表現しがたい“作り笑顔”を浮かべ、こう話した。一方、吉村はいつもの“ドヤ顔”で「日本を良くしたいという思いは一緒だ」と力を込めた。維新は21日、衆参両院の本会議で行われる首相指名選挙で高市に投票。高市が首相に就任し、自維連立政権が発足する。

 合意書には、経済財政関連施策や社会保障政策など12項目が記されているが、肝心の企業・団体献金の扱いはグズグズだ。 

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