南米ベネズエラを攻撃した米トランプ大統領の狙いは「西半球支配の始まり」と専門家が分析

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次はグリーンランドか

 トランプ大統領は会見で「モンロー主義」の復活に言及した。欧州による西半球への干渉に反対した19世紀の米国の排他的な外交姿勢だが、トランプ大統領はベネズエラについて大統領選前から攻撃をにおわせていた。西半球支配へ力ずくのトランプ大統領。そうなると、次はグリーンランド(デンマーク自治領)やパナマ運河についても武力を振りかざした強奪が現実味を帯びる。グリーンランドについては昨年末、担当特使を任命し、「米国が所有しなければならない」と主張した。

「そういうことも想定しなければならなくなりました。デンマークは昨年末、同盟国である米国について『潜在的脅威』との報告書をまとめています。一方、東半球は手薄になる。今回のベネズエラ攻撃は、米国が東半球への関与から抜けていく最初の象徴なのでしょう。日本の安全保障をどうするのか、日本外交にとっての瀬戸際でもあります」(前嶋和弘氏)

 つくづく米国はトンデモない男を大統領にしてしまった。

  ◇  ◇  ◇

 高市首相はトランプ大統領に「早く会いたい」と繰り返しラブコールを送るも、調整は難航。「トランプ詣で」したところで適当にあしらわれるのがオチなのでは?関連記事【もっと読む】『高市首相「トランプ詣で」は“片思い”に…初訪米へ「早く会いたい」ラブコール繰り返しに漂う焦燥感』で詳報している。

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