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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

NYの看護師1万5000人がスト「ヒーロー」が再び最前線に

公開日: 更新日:

 NYの高層オフィスビルは入り口に金属探知機を備え、必ずIDをチェックされる。それに比べ病院の警備はゆるい。彼女の病院には先日、やっと金属探知機が入ったというが、ほとんどの医療機関ではIDチェックさえ行われていない。

 そんな中、先日も市内の病院で、刃物を持った男性が立てこもる事件が起きたばかりだ。

 しかし、これはニューヨークだけの問題ではない。日本でも医療従事者への暴言や暴力などのハラスメント被害が後を絶たず、現場では看護師不足による負担とストレスが増している。「感謝されながら守られない職種」という矛盾は、今や世界共通の問題になっている。

 Kさんは言う。

「ストがここまで膨れ上がったのは、看護師がもうこれ以上耐えられないギリギリまで我慢していたからです」

 彼らの要求に対し、日本と違い民間の大企業である病院は、高コストを理由に回答を渋っている。

■マムダニ新市長も応援

 スト初日にはマムダニ新市長も応援に駆けつけた。彼の政策は、大企業優遇の街を労働者に取り戻すことだ。

 だが今回の戦いの舞台はあくまで医療現場にある。そこで再び最前線に立っているのは、ニューヨークの看護師たちだ。

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