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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

米トランプ政権ミラー補佐官とは何者なのか?「力の論理」叫び強硬策を主導

公開日: 更新日:

「世界は力で動く。暴力と権力こそが国家の安全保障と主権の基盤だ」

 CNNのインタビューで、スティーブン・ミラー大統領次席補佐官(40)は、語気を強めた。

 折しも米国がベネズエラに対して軍事作戦を実行し、ニコラス・マドゥロ大統領を逮捕した直後だった。政権は公式には麻薬取り締まりや治安、石油供給の安定、ロシア・中国の影響力排除など複数の理由を挙げている。しかしミラー補佐官は、アメリカは必要なら武力で利益を守るのは当然だと示したとして注目を集め、賛否を呼んだ。

 同じインタビューでミラー補佐官はグリーンランドにも言及した。米国は北極圏における資源、軍事拠点、航路を戦略資産として再評価しており、ミラー補佐官は「グリーンランドの将来をめぐって米国と軍事的に争う国はない」と言い切った。

 確かにアメリカは世界最大級の軍事力と経済力を持つ。しかし力の行使を外交・安全保障の原理とする発言は、冷戦後の国際協調や価値観外交とは大きく異なる。多くのアメリカ人に衝撃を与えたのは、この点だった。

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