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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

射殺事件からゼネストへ勢い増す「抗議の連鎖」 共和党議員や右派メディアも政権批判

公開日: 更新日:

 その結果、抗議の波は収まるどころか、さらに広がる気配だ。1月末には全米規模のゼネスト、3月28日には3回目の「ノー・キングス(王様はいらない)」デモも呼びかけられている。

■労働運動が過熱

 一方で注目されているのは労働運動だ。1月12日にニューヨークで始まった1万5000人規模の看護師ストは3週目に入り、西海岸とハワイでは新たに約3万人の医療従事者がストに加わった。

 労働運動やデモなど草の根運動が多発することで、生活の不安が移民や治安をめぐる問題と結びつき、運動が巨大なうねりへと転じる。この動きは、厳しい寒さが和らぐ春に向けて、さらに勢いを増す可能性がある。

 トランプ政権の信任が問われる中間選挙は11月に控えている。春には各地で予備選も始まる。このうねりが政権にとって無視できない政治的コストとなるのか。そして、選挙の争点としてどう定着していくのかが、今後の焦点となる。

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