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シェリー めぐみジャーナリスト、ミレニアル・Z世代評論家

NY在住33年。のべ2,000人以上のアメリカの若者を取材。 彼らとの対話から得たフレッシュな情報と、長年のアメリカ生活で培った深いインサイトをもとに、変貌する米国社会を伝える。 専門分野はダイバーシティ&人種問題、米国政治、若者文化。 ラジオのレギュラー番組やテレビ出演、紙・ネット媒体への寄稿多数。 アメリカのダイバーシティ事情の講演を通じ、日本における課題についても発信している。 オフィシャルサイト:https://genz-nyc.com

実行力か、歯止めなき権力集中か? 米メディアで分かれる「高市圧勝」への評価

公開日: 更新日:

 8日に投開票が行われた衆院選を受け、トランプ大統領高市早苗首相に対し、「大胆かつ賢明な決断は大きな成果をもたらした」と祝意を表したのは報道の通りだ。さらに最側近のベッセント財務長官も、高市首相を「偉大な同盟国」と呼び、「日本が強ければ、アメリカもアジアで強い」と称賛した。

 だが、米主要メディアの受け止めは一様ではない。

 ウォールストリート・ジャーナルは今回の選挙を、「リスクの高いギャンブルを打って大勝し、強力な政治的マンデート(信任)を得た勝利」と位置づけた。

 中国の強硬姿勢を背景に、日本を「アメリカにとって不可欠なパートナー」として前面に押し出す結果だという解釈である。イデオロギーよりも実利を重視するトランプ政権の文脈で見れば、この圧勝により、日本が「使える同盟国」として再び存在感を増したと解釈できる。

 一方、同じ事実をまったく逆の角度から切り取ったのがニューヨーク・タイムズだ。

 見出しは「日本のリーダーが圧勝、強硬路線の道を開く」。

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