実行力か、歯止めなき権力集中か? 米メディアで分かれる「高市圧勝」への評価
8日に投開票が行われた衆院選を受け、トランプ大統領が高市早苗首相に対し、「大胆かつ賢明な決断は大きな成果をもたらした」と祝意を表したのは報道の通りだ。さらに最側近のベッセント財務長官も、高市首相を「偉大な同盟国」と呼び、「日本が強ければ、アメリカもアジアで強い」と称賛した。
だが、米主要メディアの受け止めは一様ではない。
ウォールストリート・ジャーナルは今回の選挙を、「リスクの高いギャンブルを打って大勝し、強力な政治的マンデート(信任)を得た勝利」と位置づけた。
中国の強硬姿勢を背景に、日本を「アメリカにとって不可欠なパートナー」として前面に押し出す結果だという解釈である。イデオロギーよりも実利を重視するトランプ政権の文脈で見れば、この圧勝により、日本が「使える同盟国」として再び存在感を増したと解釈できる。
一方、同じ事実をまったく逆の角度から切り取ったのがニューヨーク・タイムズだ。
見出しは「日本のリーダーが圧勝、強硬路線の道を開く」。


















