ラトニック商務長官“エプスタイン問題”で辞任要求が高まり…気になる対米投資5500億ドルの行方

公開日: 更新日:

「今後、どんな資料が出てくるかでしょう。イギリスでは、エプスタイン氏と交流のあったマンデルソン前駐米大使が政府の機密情報を漏洩した疑惑が浮上し、スターマー首相の任命責任が問われています。こうしたスパイ疑惑や、性加害を裏付けるような資料が出てくれば、ラトニック氏も当然、無事ではいられない。ただ、今のところ『これまでの発言は大嘘だった』という問題にとどまっています」

 今後の展開次第ではラトニック氏辞任の波乱もあり得る中、気になるのは対米投資への影響だ。

「仮に辞任となれば、混乱は避けられません。トランプ政権では通商交渉の窓口がグリア通商代表、ラトニック商務長官、ベッセント財務長官に分かれています。一元化されるべきですが、特定の人物に依存する形の交渉になっている。日米交渉は赤沢氏とラトニック氏とのやりとりが主なので、日米政府にとってラトニック氏が欠けては困る。赤沢大臣としては、ひとまず『日本は頑張っている』という姿をトランプ氏に見せ、万が一の相互関税引き上げを防ぎたいところでしょう」(前嶋和弘氏)

 ラトちゃんが不在になれば、赤沢氏も“お役御免”か。

  ◇  ◇  ◇

「エプスタイン」ファイルやトランプ政権の醜聞については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    「愛子天皇」潰しが国会の最優先法案? 麻生副総裁の野望に振り回される皇室と国民生活

  2. 2

    高市早苗氏“性豪伝説”の原点…幻の自伝に綴った「飲みィのやりィのやりまくり」の赤裸々性体験

  3. 3

    高市首相「中傷動画」への“追及地獄”継続確定! 与党の自民維新が大混乱で「会期延長」不可避

  4. 4

    高市早苗氏が起こした“国会破壊”未遂…議運委員長なのに自分勝手なルール変更を画策

  5. 5

    シリーズ「憲法と日本人」(38)歪んだナショナリズムの系譜──占領憲法論の堂々巡りを排す

  1. 6

    高市首相ようやく国会で答弁も…中身は「言い訳全開」で反省ゼロ! すべて「人のせい」の恐るべき厚顔

  2. 7

    国会空転の“戦犯”高市首相「トンズラ常習」の履歴書 集中審議そっちのけ、チヤホヤ確実会合には長時間滞在

  3. 8

    「麻生太郎は令和の藤原道長だ!」野田佳彦元首相が皇室典範改正案に激怒、執拗に“口撃”する思惑

  4. 9

    いよいよ経済破綻に現実味…憑かれたような高市暴走の裏に何があるのか

  5. 10

    高市首相の「反社会性パーソナリティー」を精神科医が懸念…海外メディアもG7での“虚勢”をさらし上げ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    趣里が7月期テレ朝ドラマで出産後初主演 続く水谷家との「蜜月」で三山凌輝にも復活説

  2. 2

    萩本欽一〈24〉相方の坂上二郎さんとは「遊ばない・食事しない・夢を語らない」を徹底した事情

  3. 3

    ソフトバンク「佐々木麟太郎シフト」着々…同ポジションの中村晃引退、山川穂高二軍塩漬けが伏線

  4. 4

    佐藤二朗vs橋本愛騒動が直撃! フジドラマ“出たくない俳優”&“見たくない視聴者”の二重苦

  5. 5

    中村晃は引退会見で「幼稚」と…長谷川勇也、松田宣浩、和田毅が呈していたソフトB若手への苦言

  1. 6

    NHK3年連続赤字で番組制作費82億円カット…タモリもダーウィンも華大も豊臣もピンチ!

  2. 7

    ソフトB関係者を“メロつかせた”佐々木麟太郎の褒め殺し…「ウチで決まりと思っちゃう」のノロケ声も

  3. 8

    萩本欽一〈25〉「車椅子でも絶対に明治座に出す」脳梗塞で左半身麻痺の坂上二郎さんを奮い立たせたひと言

  4. 9

    ソフトバンク中村晃が現役引退へ…当面の仕事は「幼稚な二軍選手」の根性叩き直し

  5. 10

    本田圭佑がサッカーW杯解説で「独り勝ち」 テレビ&CM争奪戦ボッ発で“ワリを食った”あの人