「小川淳也vs階猛」中道代表選はどっちが勝っても前途多難 今こそ求められるのは“原点回帰”
地方議会は合流不能
「都政では都議会公明がかねて小池都知事を支えてきた『知事与党』です。知事提出の議案には基本的に賛成する一方、立憲は是々非々の立場で知事の政治姿勢を批判することもしばしば。立憲都議の質問中に公明都議がヤジを飛ばすこともある。お互いに『合流なんてあり得ない』と言っています」(都政関係者)
立憲の地方議員は言う。
「今回の衆院選で立憲から中道に合流した候補の応援に入ったのですが、とにかく公明の支援者の当たりがキツかった。私の応援演説の内容に『あれは言うな』『これを言え』と指示を出してくる。例えば『○○候補は優秀なんですが、ちょっと選挙が弱いんです。助けてください!』と演説すると、支援者に『盛り下がるから二度と言うな』とクギを刺されました。近くにいた公明議員は静観です。これで協力しろといわれてもね……」
しかも、来春は統一地方選が控える。中道に合流しても、同じ中選挙区で元立憲、元公明の候補同士がぶつかることにもなりかねない。こうした問題を新代表はクリアできるのか。
「小川さんは知名度が高く発信力はあるが、いかんせん調整力に欠ける。階さんは党内随一の政策通だが、真面目で堅物なため、代表の顔が務まるかは未知数。どちらが代表になっても前途多難でしょう」(立憲関係者)
今回、落選した中道の元議員は「先行きが見えない状況で皆がついていけるとは思えない。中道はいずれ分裂か消滅じゃないか」と嘆く。
こうなったら、せめて立憲側は原点に返り、リベラル勢力を一からつくり直すべきではないか。2017年衆院選で小池知事が「希望の党」を設立する際、小池知事がリベラル派を「排除します」と発言。これに反発した枝野幸男代表代行が「枝野立て」の声を受け、立憲を結成した経緯がある。壊滅的な敗北を喫した今こそ「立党の精神」を取り戻す時期だ。
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