違法収益44億円! 超巨大スカウト組織トップを逮捕した警視庁の執念

公開日: 更新日:

「公開手配」からわずか5日後のスピード逮捕となった。

 約1年にわたり、逃亡生活を続けていた国内最大の風俗スカウトグループ「ナチュラル」のトップがようやく逮捕された。

 警視庁暴力団対策課は26日、東京都渋谷区の路上などでスカウト活動を認めてもらう見返りに山口組系暴力団幹部にみかじめ料60万円を渡したとして、住所不定、職業不詳の「木山」こと小畑寛昭容疑者(40=顔写真・警視庁の公式サイトから)を都暴力団排除条例違反の疑いで逮捕した。

 警視庁は2025年1月、小畑容疑者の逮捕状を取得したが、直後から所在がつかめなくなった。昨年11月、全国に指名手配し、今月21日、一般にも広く呼びかける公開手配に切り替えた。2日後の23日、「奄美のほうに似ている人物がいる」と110番があり、約10人の捜査員を現地に派遣。26日午後8時55分ごろ、潜伏先の鹿児島県奄美大島のホテル近くのコンビニで身柄を確保した。

「一時逃げるようなそぶりを見せたものの、さすがに観念した。髪の毛を5センチほど伸ばし、ヒゲをたくわえ、黒縁の眼鏡をかけて変装していた。手配後、30件以上の情報提供があり、昨年8~11月ごろには、よく似た人物が関西にいたとの情報が寄せられ、それを基に足取りを追った。その後も九州など西日本各地を転々とし、先月21日に奄美入り。2月3日までホテルを予約し、現金で宿泊代金を前払いしていた。所持品はほとんどなかった」(捜査事情通)

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る