つくづく醜悪な政党になったものだ…河野洋平死して高市独裁自民の暗黒

公開日: 更新日:

本流とは真逆の屁理屈、逆ギレ、被害者ヅラ

上の顔を伺うグダグダ運営(衆院予算委の坂本哲志委員長)/(C)日刊ゲンダイ

 今や、自民党では死語となった「ハト派」の良識。最後の重鎮が鬼籍に入り、一方、高市自民に目を転じれば、上から下まで女王気取りの総裁にひれ伏す異様な集団。国論二分法案も唯々諾々と了承し、裁き役も上の顔色を見る情けなさ。

  ◇  ◇  ◇

 この30年余りで一気に加速した「政治のパラダイムシフト」を痛感させられる訃報だ。元衆院議長で自民党総裁を務めた河野洋平氏が死去した。89歳だった。

 1937年、神奈川県平塚市生まれ。党人派の実力者・河野一郎元建設相の次男で、河野太郎元外相の父。

 早大卒後、商社勤務を経て一郎氏の急逝を受け、67年の衆院選で旧神奈川3区から自民公認で初当選。2009年の政界引退まで連続14回当選を果たした。

 宮沢政権の官房長官だった93年8月、内閣総辞職直前に慰安婦問題で初めて旧日本軍による「強制性」を認めて謝罪する「河野談話」を発表。ハト派、護憲リベラル、中国や韓国との善隣外交──。今の高市自民が完全に否定にかかっている価値感を、最期まで体現した政治家だった。 

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