トランプ大統領「全面開放」強弁も…日本のタンカーはホルムズ海峡「通過できません!」な理由

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 早くも米イラン双方の主張に隔たりがみられ、協議は難航必至。ましてや横紙破りなトランプ大統領のこと。協議中のイラン再攻撃リスクは拭えず、出方次第でイランが「再封鎖」に乗り出す恐れもある。「自由で安全な航行」が戻らない限り、タンカーや貨物にかかる各種の海上保険の保険料率も高止まりしたまま。海運各社も船員の安全が保障できなければ、ホルムズ・ルートの航行に二の足を踏む。

 トランプ大統領強弁の「全面開放」には程遠く、日本のタンカーはとてもじゃないが、「ホルムズ海峡通過できません!」だ。

■「自由な安定航行」は戻るのか

 政府は原油の代替調達を進めた結果、7月は必要量の100%を調達できる見通しと発表したが、実は心もとない。

「米国産原油の調達量を前年比10倍以上のペースで増やし、代替調達の大半は米国産が占めています。ただ、米国は取り立てて原油を増産しておらず、抱えた在庫を日本に高く売りつけているようなもの。しかも米国内では、ガソリン価格の高騰や原油の在庫減少を受け、輸出規制の議論が浮上。政府への圧力が増しています。代替調達は綱渡りの状況です」(コネクトエネルギー合同会社CEO・境野春彦氏)

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