【追及第4弾】地元河川事業にもドッサリ…高市首相は就任後も実績自慢「利益誘導」さらに133回アピールの厚顔
「大切な故郷 奈良県のために働いた記録」──高市首相の公式HPにある特設サイトのタイトルだ。地元・衆院奈良2区の各自治体に対する国の予算確保の「実績」をこれでもかと列挙。その記載に基づき、日刊ゲンダイは利益誘導の実態を過去3回にわたって追及してきた。
驚くのが、簗和生前農相の「予算カット」放言で物議を醸した国交省の交付金「社会資本総合整備資金」だ。今年1月までの11年2カ月の間にナント、335回も予算確保をアピール。今年度の奈良の各自治体への交付額は前年度比25.7%増の大幅アップで、6.24倍も跳ね上がった自治体の事業まで存在する。
しかも呆れた実態はまだある。その筆頭が、近畿を代表する1級河川「大和川」に関連する事業予算だ。奈良・笠置山地を水源に大阪湾へと流れ、全長68キロに及ぶ流域に奈良2区も位置する。高市首相が特設サイトで、この河川の関連予算確保を自慢すること、実に133回にも上るのだ。
さらに高市首相の首相就任後には予算額も増えている。政権発足後に編成を指示した2025年度補正予算では、国交省が大和川の治水対策への補助事業費として、奈良の各自治体に約15.9億円を交付。25年度当初予算の補助事業費9.5億円よりも6億円多い。


















