テレビやスマホ… 夕食時の明るい「光」が血糖値に影響する?
夕食を取りながらテレビを見たり、スマートフォンを操作したり……そんな何げない習慣が、食事の取り方だけでなく、体のリズムにも影響しているかもしれません。
私たちの体には約24時間周期の体内時計があり、睡眠や体温だけでなく、血糖値を調節する仕組みにも関わっています。そして、この体内時計を調整する重要な刺激のひとつが「光」です。
健康な成人19人を対象とした研究では、朝または夕方に3時間、青色成分を多く含む明るい光を浴びたときの血糖やインスリンの変化が調べられました。その結果、朝と夕方のいずれもインスリン抵抗性を示す指標が上昇し、夕方に光を浴びた群では血糖値のピークも高くなることが報告されました。
つまり、光は単に目を覚ますだけではなく、糖代謝にも影響する可能性があるのです。ただし、これは特定の条件下で行われた小規模な実験であり、家庭の照明やスマートフォンの光が同じ影響を及ぼすとまでは言い切れません。
夜の光には、もうひとつ重要な作用があります。夜間に強い光を浴びると、眠りを促すホルモンであるメラトニンの分泌が抑えられ、体内時計が後ろにずれることがあります。夜になっても明るい環境で過ごすことは、体が休息へ向かうリズムを乱す一因になり得ます。


















