競輪の北村貴幸選手は抗がん剤治療から復帰…大腸がんは転移でも手術で根治を目指す
競輪の北村貴幸選手(55)が大腸がんの治療を終え、バンクに戻ってきたことが報じられています。2年前の落車事故で鎖骨や肋骨など10本を折るケガをした際の精密検査で大腸がんが発覚。ステージ1で12センチの切除で済んだそうですが、肝臓への転移が見つかり、今年4月に切除。6月に一度、復帰したものの、9月の抗がん剤治療で休養に入り、そこからの再復帰だといいます。
度重なる治療を乗り越えて競輪を続けられるのはとても素晴らしいことです。そこで、今回は大腸がんを深掘りしましょう。
大腸がんは肝臓と肺に転移しやすく、特に肝臓との関係の深さが知られています。静脈血の流れは、門脈を通じて肝臓に集まります。その門脈は大腸や胃、膵臓などの臓器と結ばれるため、大腸の静脈血は全身に広がる前にまず肝臓を通るため、大腸がんは肝臓に限局して転移しやすいのです。
限局転移が重要なポイントで、大腸がん以外ではどこかに転移が見つかると、画像に映るかどうかはともかく、ほかの部位にも転移があると考えられるため、全身治療である抗がん剤を選択。しかし、大腸がんの肝臓転移で転移巣が少ないケースは転移が肝臓に限られる可能性があり、手術で根治が期待できます。


















