(5)松井監督が自覚する「優柔不断」…高橋由伸ヘッドコーチも“同類”という懸念
いよいよゴジラ巨人が船出する──。
巨人が29日、ジャイアンツタウンとジャイアンツ球場で30日から11月13日まで行う秋季キャンプのメンバーを発表。若手中心の構成で、松井秀喜監督(52)の新体制が本格スタートとなる。
ヘッドコーチには、OBで元監督の高橋由伸氏(51)が就任する。松井監督が「相棒」として指名。指導者経験の少ない松井監督の「参謀役」として期待がかかるが、懸念材料もある。
さる米球界関係者がこう言った。
「松井監督はかねて『僕は物事をスパッと決めることが苦手な人間。これまでも決断を迫られた時、一度結論を出しながら、でもやっぱり違うなと思い直したことが何度もある。優柔不断な性格』と自己分析しています」
松井監督が「優柔不断だった」と振り返るのは、ヤンキースの現役時代、2009年オフに残留か、正式オファーされたエンゼルスに移籍するか、という決断を迫られた時だ。
「外野の守備に就きたい松井監督に、エンゼルスは守備機会を確約した。第1希望のヤンキースは『マツイはDH』と譲らない。迷いに迷った末、代理人を通じてエンゼルスに数時間ほどタイムリミットを延ばしてもらった。結局、移籍を決断することになるが、条件的には明らかに良かったエンゼルスへの移籍を決断できない松井監督に、周囲はヤキモキしたそうです」(同)
ヤンキースと4年約62億円という2度目の契約を結んだ05年も、ヤンキースの独占交渉権の期限ギリギリまで結論を出せず、契約締結が遅れたという。
さる巨人OBがこう言う。
「そもそも、12年限りで引退して14年が経過。巨人の監督候補として常に復帰を望まれながら、あと一歩を踏み出せなかった。家庭の事情があったにせよ、ミスターが生きているうちに受けていれば、誰よりも喜んだだろうに、決断するのに14年もかかりましたから」


















