劇場政治は「ブラックボックス」批判から始まった 小泉元首相ソックリの「自民党をブッ壊す」狂乱出馬
小池は「パラシュートなしの立候補」「退路は断った」と悲壮な覚悟を口にしたが、権力者に寄り添い続け、大臣を歴任した女性政治家だ。負け戦と分かっていながら突き進むわけがない。
「ここまで公然と反旗を翻されたら、都連は意地でも増田氏をぶつけ、組織戦で潰しにかかる。とはいえ、小池は孤立無援ではありません。独裁を強める安倍首相を面白く思っていない勢力もいる。安倍首相や石原経再相の遊説先で小池が無視されたことが話題になりましたが、小池の周りを“安倍嫌い”の平沢勝栄や、石破派の鴨下一郎と平将明らが固めていた。小池は2012年の総裁選で安倍首相支持から石破地方創生相に転じた“義理”もある。石破派も水面下で支援に動くでしょう」(永田町関係者)
小池の“後ろ盾”とされる小泉元首相も表立ったサポートは否定しているものの、「いい政治勘をしている」とエール。いまだ根強い小泉人気を利用できれば、強力な援軍だ。
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。
「小池氏は有権者に直接アピールして世論をつくり、自民党内を動かそうとしている。郵政解散に打って出た小泉元首相のやり方にソックリです。世論調査では増田氏よりも小池氏が優勢ですし、無党派層に訴えかける空中戦でいい勝負に持ち込めるでしょう」
自民都連は参院選当日の10日夜に国会議員会議を開いて協議し、11日以降に小池と話をするという。民進都連の対応は、さらにその後になりそうで、顔ぶれが出そろうのは告示ギリギリ。スッタモンダの揚げ句、また人気投票になりそうだ。


















