盗撮マニアたちの歪んだ趣味嗜好…20都府県グループで「作品」を共有、手口のレクチャーも

公開日: 更新日:

<白パン最高><盗撮したすぎて身体中が震える大地が自然が震えている>──。

 自ら「盗撮マスター」「S級盗撮魔」を名乗る男は28人の盗撮グループを結成し、SNS上でお互いの「作品」を評価し合ったり、盗撮テクをレクチャーしていた。

 盗撮した女性の画像をSNSに投稿し、盗撮仲間と共有したとして、静岡県湖西市の会社員、金沢勇太容疑者(23)が10日、性的姿態撮影処罰法違反(撮影や提供など)の疑いで京都府警人身安全対策課に逮捕された。

 金沢容疑者は「大型チーム盗撮」というLINEグループの管理者で、SNS上で仲間を募り、盗撮作品を集めていた。

 金沢容疑者からグループ入りを持ちかけられた男性から、「盗撮動画をやりとりするグループに誘われたのですが、どうしたらいいですか」と府警に相談があり、盗撮グループの存在が発覚した。グループは複数あり、最も大きなもので20都府県の28人が参加し、中には15歳の高校生もいた。

 メンバーたちはお互いの作品を観賞し、<その画像どうやって撮ったん?><【合格ライン】白、ピンク、青色、水色【微妙】黒、緑、赤【しね】灰色><テスト中盗撮しました。カバンにカメラ仕掛けて>と意見交換したり、盗撮のやり方を共有していた。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」