山上徹也被告きょう初公判…安倍元首相銃撃の「真相」に近づけるのか

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 5カ月半の鑑定留置、2年で9回に及んだ公判前整理手続きを経て始まる裁判は最大19回、12月18日に結審、判決は来年1月21日。29日の第2回公判から証拠調べや証人尋問、被告人質問を行う。検察側証人として当時現場にいた佐藤や警察関係者ら計7人、弁護側証人として被告の母親や妹、宗教学者ら計5人が出廷する。被告人質問は5回の予定だ。

 韓国では旧統一教会トップの韓鶴子被告(82)の刑事裁判が本格化。尹錫悦前政権から便宜を受けるため金品を贈ったとして、政治資金法違反などの罪に問われている。ソウル地裁で27日開かれた公判準備手続きでは起訴内容を否認。初公判は12月1日だ。「検察側が裁判所に提出した証拠に海外政治家への献金リストがあるようだ」(韓国メディア関係者)という。

 教団への解散命令決定をめぐる即時抗告審は来月下旬に審理終局、年明けに判断が示されるとみられる。自民党との癒着解明はいつになるのか。

 ◇  ◇  ◇

 参政党神谷宗幣代表の主張は旧統一教会とソックリ? ●関連記事【もっと読む】『参政党・神谷宗幣代表 にじむ旧統一教会への共鳴…「文化的マルクス主義」に強いこだわり』で詳報している。

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