私服警備員を装い、ニセ父親まで登場させて…29歳「盗撮ハンター」の狡猾詐欺手口
児玉容疑者は手持ちがなかった男性を近くのATMに連れて行くなどして、現金をかき集めさせ、その日のうちに合計241万円を用意させた。
事件から数日後、男性の関係者から広島中央署に相談があり、事件が発覚。調べに対し、児玉容疑者は「自認も否認もしません」と供述しているという。警察はニセ父親の行方を追っている。
■被害男性は気が動転
「児玉は男性の動きをずっと追い、不審な動きをしたため、声を掛けたようです。男性は警備員を名乗る男から盗撮行為を指摘され、『見られていたのか』と思った。父親まで出てきて大変なことになったと気が動転し、頭が真っ白になり、相手の要求に応じてしまったようです。児玉は慣れた感じで、警備員を名乗ってもおかしくない身なりをしていた。被害男性もまさか詐欺だとは思いもしなかったようです」(捜査事情通)
これまでも盗撮ハンターが「恐喝」で逮捕されるケースは度々あったが、今回は「詐欺」容疑での立件となった。
「詐欺となったのは、相手方を畏怖させる程度の『暴行』や『脅迫』がなかったから。被害者はしまったと思い、だまされて相手に言われるがままに現金を渡してしまった。付近では似たような手口の事件が数件起きていますが、ニセの父親が出てくる以外にもいくつかパターンがあります。犯人は街中であやしい動きをしている人物をターゲットにしていたようです」(前出の捜査事情通)
ニセの警備員や父親まで装うとは随分手が込んだ手口だが、それだけ街中に「あやしい動き」をしている人物がいるということなのか。


















