生産者が憤怒! 熊本・天草の高級ブランド「幻のアカウニ」10cmサイズ3万個窃盗犯“すり替え”の手口
丸徳がアカウニを養殖していたイカダは、天草漁協五和支所から沖合100~150メートルの位置にあり、岸から養殖場は見えない。窃盗犯はどんな手口で3万個のアカウニをすり替えたのか。
■「同業者しか知り得ず、やれる人物も限られる」
橋本さんはこう話す。
「ウニがカゴに付着した海藻などを食べて味が変わってしまわないように、定期的にカゴを取り換えています。替えたばかりのカゴにはウニが張り付いていないので、盗んでもバレにくい。そのタイミングを見計らって中身をすり替えていた。カゴは1日10個もよう替えんから、すり替えは数カ月にわたって夜間に行われていた。どの列のどのカゴを替えたかは、身近なヤツじゃないと分からない。自分のところの養殖場のカゴにいるウニを取り出さなければ盗んだウニを入れる場所がないから、すり替えたのでしょう。時間を稼いで発覚するのを遅らせようとする狙いもあったのではないか。こんなことは同業者しか知り得ず、やれる人物も限られる。3年ウニをごっそり持っていかれ、届くのを楽しみに待ってくれているお客さんに申し訳なく、本当に困っている」
盗まれた3万個の「養殖アカウニ」は、すでに「天草五和産天然アカウニ」と偽装され、市場に出回っているという。
同業者が育てた天草の特産品を横取りして金儲けするとは、やることがあくどい。


















