呉も中田賢も鶴岡も…阪神の補強、威勢はいいが全滅危機

公開日: 更新日:

 阪神の補強作戦が混沌としてきた。

 今オフ、補強ポイントの抑え候補として、韓国サムスンの呉昇桓(31)の獲得に照準を絞った。13日には、南球団社長が「(優先順位として)一番は呉を獲得すること」と話した。

 しかし、ここにきて移籍金を含めると総額5億円とも7億円ともいわれる資金が必要になることが明らかになったことに加え、呉の所属するサムスンがアジアシリーズに出場することで具体的な交渉がなかなか進まず、獲得に暗雲が漂い始めているという。

 阪神の助っ人はマートン、メッセンジャーの残留が濃厚で、新助っ人のゴメスが加入した。外国人枠の残り1枠に呉が入れば万々歳で、呉の獲得に失敗しても、スタンリッジを残留させればいいといっても、それでは懸案の抑え投手が獲得できない事態に陥る。

<久保も流出か>

 しかも、12日には、右腕の久保がFA宣言。阪神は宣言残留を認める方針とはいえ、DeNAを筆頭に複数球団が獲得に乗り出すとみられており、退団危機になっている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情