存在感増すプロ野球OBクラブ「全国野球振興会」

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 今回の研修会はプロの日本野球機構、OBの全国野球振興会、選手の日本プロ野球選手会の3者が手を組んで行っているが、振興会はさらなるレベルアップのために、「資格、認定制度」に着手している。

「プロの選手は投手なら投手、外野手なら外野手と自分の専門のことは詳しい。しかし、指導するとなると他のことは分からないでは務まらない。そこで指導者を育成するシステムを改めて作り、1泊2日で野球だけでなく、スポーツ医学や一般教養など6科目をみっちり勉強する。それを受講、卒業した人に日本野球機構が認定書を発行する制度だ。指導者を指導できる人材を育て、野球界全体のレベルをアップさせたい」(森理事長)

 いろいろゴタゴタのあった振興会。存在価値が増しているが、同時に責任も重くなる。

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