フランクフルト乾 「本田が代表からいなくなれば」が本音?

公開日: 更新日:

 そんな乾にも代表生き残りの方策はある。
「代表主軸組のFW香川真司、常連組のFW清武弘嗣、売り出し中のFW柿谷曜一朗とMF山口蛍と同じC大阪出身者」を最大限にアピールすることである。中でも香川とは08年シーズン後半から09年にかけて1トップの背後「2シャドー」に入り、息の合ったコンビプレーを見せていた。

「乾にとって目の上のタンコブが、代表大黒柱のMF本田圭佑です。もしトップ下の本田がいなくなれば、左サイドの香川がトップ下に回り、空いた左サイドに乾が入り込む余地も広がる。さらに右サイドに清武が、1トップに柿谷が起用されれば、C大阪組による攻撃4人衆が、連係の取れた破壊力を発揮することが出来る。《本田が大ケガでもして代表からいなくなればいい》。これが乾のホンネ中のホンネでしょう」(マスコミ関係者)

 ボルドー戦でフランクフルトの左サイドを務めたのは、背番号10のチェコ代表FWカドレツ。試合終盤に決勝ゴールを決めたのは、後半22分に登場した左MFラニクだった。出番なしの乾の苦悩は深まるばかり――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし