ベルギーに逆転勝利! 日本代表「劇的大変身」3つの秘密

公開日: 更新日:

 強豪オランダとの2―2ドロー決着に続き、ザッケローニ監督率いる日本代表が「W杯第1シード国」から大金星を挙げた。FIFA世界ランク5位の実力国ベルギーとのアウェー戦(日本時間20日午前5時開始)でFW柿谷曜一朗(23)、MF本田圭佑(27)、FW岡崎慎司(27)がゴールを叩き込み、見事な逆転勝利を飾ったのである。

 ザック日本はブラジルW杯出場を決めた後、国内組で臨んだ東アジア杯をのぞき、6月のコンフェデ杯から2勝6敗と負け越した。10月の欧州遠征ではW杯予選敗退のセルビア、ベラルーシに連続完封負け。

「それが1カ月後には優勝候補オランダと引き分け、台風の目といわれるベルギーに逆転勝ち。見違えるように生まれ変わった」(現地取材のサッカージャーナリスト・六川亨氏)

 ザック日本の劇的大変身には「3つの秘密」が隠されている。

 まず「新しい攻撃パターン」だ。ザックの戦術は、一貫して<左でチャンスをつくって右で決めろ>とシンプルなモノ。左SB長友と左FW香川、左利きのトップ下・MF本田が絡んで左サイドを崩し、現代表最多35得点の右FW岡崎がゴールを陥れるパターンだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘