巨人FA補償 「55」から「44」の大田に放出危機

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 FAではもう一人、西武から片岡の入団が濃厚となっている。となると、巨人からは2人の選手が流出することになる。広島と西武が目を光らせているのは久保裕也(33)だ。

 この日、5000万円ダウンの5000万円で更改。「頑張れなかった分下がった。そういう世界」と話した。一昨年に股関節、昨年は右ヒジを手術。今季は一軍での登板はなかったが、すでに投球練習を再開するまでに回復している。川口投手総合コーチが先日、「久保は股関節がまだ痛いらしい。だから来年はどうなるか分からないよ」と話したのには理由がある。片岡の人的補償の権利を得るだろう西武のある球団関係者は「巨人は選手層が厚いから、故障明けの久保は漏れる可能性が高いと見ている。もう投げているって話だし、まだ股関節が痛いなんて三味線ではないか。リストからは外すけど、取っても働けないよという情報をあえて流しているのかもしれない」と指摘する。

 いずれもギリギリのラインにいる元「55」番と元守護神。しかし、他球団の評価は雲泥の差があるようだ。

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