流出防止狙い? 巨人・西村 “原査定”で1億円アップ更改

公開日: 更新日:

「自信になった。今年と同じくらいのセーブを挙げたいです」

 契約更改後の会見では、口を開くたびに笑みがこぼれた。巨人の西村健太朗(28)が、実に1億円アップとなる年俸1億8000万円でサイン。71試合に登板した今季は球団新記録となる42セーブを挙げ、初のタイトルを獲得した。昨季も69試合に投げて32セーブ。2年連続で抑え役を務めた実績が評価されたわけだが、それにしても1億円増とは本人もビックリだったろう。

「原監督の後押しもあったはずです。状況によって、山口やマシソンをクローザーで起用する場面もあったが、西村は文句ひとつ言わず、『使ってもらえるだけありがたい。山口さん、マシソンあってのボクですから』が口癖。登板過多を心配した川口投手コーチに休養を命じられると、監督室に出向いて登板を直訴したこともあった。そんな西村が、原監督はかわいくてしょうがない。昨年から原監督が投手陣で最も評価しているのが実はこの西村で、『あの頑健な体がジャイアンツの大きな武器』『野球に取り組む姿勢においては、我が軍でもトップクラス』と、チームの内外で口を開けば大絶賛している。そんな指揮官の評価をフロントがくんだというところです」(チーム関係者)

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