キャスター転身なんて…現役引退・田中理恵には教壇が似合う

公開日: 更新日:

 17日、ロンドン五輪の女子代表を務めた田中理恵(26=日体大教員)が大学を通じて正式に引退を表明した。

 田中はその美貌と色気のある演技で、体操ファンだけでなく世の男性を魅了。10年の世界選手権(オランダ・ロッテルダム)では、美しい演技が認められ日本女子選手では初めてエレガンス賞を受賞した。

 ロンドン五輪後も持病の腰痛に悩まされてきた田中は、「選手生活は引退しますが、これからの新たな田中理恵を引き続き応援いただけるよう、精いっぱい頑張ります」と談話を発表した。

 今年の世界選手権のテレビ中継では現地リポーターを務めたり、バラエティー番組にも出演。タレント性にも注目が集まる一方、日体大関係者の間にはこんな声がある。

「派手なルックスからは想像しにくいかもしれないが、彼女の指導力には定評がある。現役時代から自分にも他人にも厳しく、若手から一目も二目も置かれていた。同級生や後輩に細かな指示をすることはなかったものの、時折、口にするアドバイスは実に的確で、自ら演技を見せながら、教えていた。田中を慕う下級生は少なくなかった」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  3. 3

    佳子さま31歳の誕生日直前に飛び出した“婚約報道” 結婚を巡る「葛藤」の中身

  4. 4

    国分太一「人権救済申し立て」“却下”でテレビ復帰は絶望的に…「松岡のちゃんねる」に一縷の望みも険しすぎる今後

  5. 5

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  1. 6

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  2. 7

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  3. 8

    清原和博 夜の「ご乱行」3連発(00年~05年)…キャンプ中の夜遊び、女遊び、無断外泊は恒例行事だった

  4. 9

    「嵐」紅白出演ナシ&“解散ライブに暗雲”でもビクともしない「余裕のメンバー」はこの人だ!

  5. 10

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢