韓国スケート界が断言 「真央はキム・ヨナに絶対勝てない」の根拠

公開日: 更新日:

 確かに、キム・ヨナがSPで踊った「ジェームズ・ボンド」の最後に、両手でピストルを撃つジェスチャーはインパクトがあった。

「浅田は嫌みがなく、老若男女から愛されるキャラクターです。今でもそれは変わらない。昨季のSPで踊った『アイ・ガット・リズム』やエキシビションの『メリー・ポピンズ』は、最も浅田らしさが出た。彼女の良さは明るさと笑顔です。今はステップやスピンはかなりレベルアップしている。それでも男性を引きつけるような色気や表現力は乏しい。女心を表現するシーンは、子供が無理して大人の女性を演じているようで無理がある。だからトリプルアクセルというテクニックで勝負するのではないか。それは、92年のアルベールビル大会で銀をとった伊藤みどりと似ている。伊藤は表現力では太刀打ちできないから、女子では誰も跳んでいないトリプルアクセルを会得したのでしょう。キム・ヨナは今回のフリーで難しいタンゴの『アディオス・ノニーノ』で勝負する。(韓国)スケート連盟のチョン審判理事は『今後、この曲を聴いたらキム・ヨナがすぐに浮かんでくることになる』と言った。決して大袈裟な話ではないですよ」(前出の関係者)

 とはいえ、やっぱりファンは浅田真央の歓喜の涙が見たい。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い