マー君は必読! 元大リーガー吉井理人の「英語アレルギー克服法」

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 このオフ、楽天本社で行われた優勝報告会でも似たような光景が見られた。楽天の親会社の公用語は英語。司会者は選手紹介を含め主に英語で話したため、田中は隣にいた嶋と目を合わせ、苦笑い。三木谷オーナーが挨拶で「今日は日本語でいいよね?」と司会者に確認すると、田中はようやくホッとした表情を浮かべた。

 田中の英語に対する拒否反応は尋常じゃない。エンゼルスなどで活躍した長谷川滋利ら一部の選手を除けば、日本人は総じて田中と似たり寄ったり、英語アレルギーだった。

 そこへいくと対照的なのが、海外で活躍するサッカー選手たちだ。ACミランに移籍した本田圭佑(27)の入団会見は強烈な印象を与えた。中学時代からNHKの語学講座で英語を学んでいたという日本代表GKの川島永嗣(30)は、英語に加えてイタリア語、スペイン語、ポルトガル語まで堪能。元日本代表の松井大輔(32)もフランス語はペラペラだ。海外でプレーしているのに語学が苦手といわれるのは、香川真司(24)と中村俊輔(35)くらいだ。

野球とサッカー、語学力の差異はいったい何なのか。

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