マー君ヤンキース入りで里田まいも危惧した「メディア」と「愛犬」

公開日: 更新日:

 日米で大きな話題になっている、田中将大(25)のヤンキース入り。23日に仙台市の楽天Koboスタジアム宮城で記者会見を行った田中は、妻の里田まい(29)について、「僕の意見を尊重してくれている」とサラリ。

 しかし、マー君がすんなりヤンキース入団を決めたわけではない。夫婦が最も危惧したのが、ニューヨークの生活環境やシビアなメディアだった。

 ヤンキースタジアムのあるブロンクス地区は再開発が進んでいるものの、ニューヨークの中でも物騒な場所なのは間違いない。おまけにニューヨークメディアは「世界一シビア」。いいときは最大級の賛辞を贈る一方、期待を裏切ったときは袋だたきにする。輝かしい実績をもちながら、ヤンキースに移籍したとたんダメになった選手は枚挙にいとまがない。

「田中とまい夫人は、連日のようにニューヨーク情報をチェック。ときには夫婦そろって知人に会い、ニューヨークが愛犬を飼うのに適した場所なのかどうか、メディアの攻撃から私生活は守られるかなどを尋ねて回ったようです」(現地在住ジャーナリスト)

 当初は今月中旬にも出す予定だった結論が、ここまで延びたのはそんな事情もあったのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  2. 2

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  3. 3

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  4. 4

    最後はホテル勤務…事故死の奥大介さん“辛酸”舐めた引退後

  5. 5

    片山さつき財務相“苦しい”言い訳再び…「把握」しながら「失念」などありえない

  1. 6

    ドジャースからWBC侍J入りは「打者・大谷翔平」のみか…山本由伸は「慎重に検討」、朗希は“余裕なし”

  2. 7

    名古屋主婦殺人事件「最大のナゾ」 26年間に5000人も聴取…なぜ愛知県警は容疑者の女を疑わなかったのか

  3. 8

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  4. 9

    高市内閣支持率8割に立憲民主党は打つ手なし…いま解散されたら木っ端みじん

  5. 10

    《もう一度警察に行くしかないのか》若林志穂さん怒り収まらず長渕剛に宣戦布告も識者は“時間の壁”を指摘