肉体改造で増量 巨人・坂本をマッチョ化に走らせた本当の理由

公開日: 更新日:

 巨人坂本勇人(25)が変わった。
 185センチ、80キロのスラリとしたモデル体形がウリだったのに、オフに肉体改造を行って83キロに増量。本格的にウエートトレーニングに取り組んだ成果だ。

 昨季は打率.265、12本塁打、54打点。原監督に「野球、打撃に関して一番悪いシーズンだった」と言われてしまった。これまでは持ち味でもある「しなやかさが消える」とウエートを避けていた。それどころか、同い年で筋トレマニアだった沢村を冷ややかに見ていただけに大きな変化である。

 球団は実績のある片岡と井端の二遊間の選手を補強した。坂本について原監督は、「復活しなければレギュラーを取れない環境にしたい」としている。村田打撃コーチも「(坂本)勇人が去年のような成績なら、今年は監督も迷わず外すでしょう」とテレビで発言。よってたかってハッパをかけられる坂本にも、もちろん危機感はある。が、“ムキムキ化”の理由はそれだけではない。さる球団関係者が言う。

「坂本と片岡と井端の3人で二遊間のバリエーションを増やすというプランがあって、遊撃専門の坂本も例外ではなく、二塁の練習もさせるとコーチ陣が発言。これを伝え聞いた坂本が拒絶反応を見せているようなんです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは