巨人宮崎キャンプの誤算 投手陣に故障者続出の“真犯人”

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 巨人が宮崎キャンプを打ち上げた13日、松井秀喜臨時コーチ(39)も2週間の任務を終えた。

「あっという間。僕にとっての勉強の場だった。短い期間だったから、シンプルに大事な部分だけを伝えられればいいと思っていた」

 そう振り返ったゴジラが、今キャンプの話題を独占。スポーツマスコミの報道は「松井、松井」のオンパレードで、日本一奪回を目指す肝心の選手の調整、チームの状態などは、ほとんどなにも伝わってこなかった。

■初日に投手全員がブルペン入り

 では、実際はどうだったか。不安が露呈したのが、再整備を課題としていた投手陣だ。

 特に最重要とされた先発候補に故障が相次いだ。ローテ6番手を争う沢村と若手筆頭左腕の今村がともに肩を痛めて早々に二軍落ち。開幕投手候補の菅野が背中痛を発症すれば、最終日のこの日はハイペース調整を続けていた杉内も腰の張りを訴え、ブルペン入りを回避した。さらに、シート打撃に登板した内海が打球を左すねに受けて裂傷。病院送りにされて、傷を縫うはめになった。杉内も内海も「大したことはない」と口を揃えたが、15日からの沖縄キャンプでの調整に影響が出そうなのである。

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