ゴジラ見たさに渋滞も 加速しそうな巨人「松井監督」待望論

公開日: 更新日:

 最高のファンサービスになった。

 9日の巨人キャンプ。ランチの時間を利用して臨時コーチの松井秀喜(39)が、フリー打撃を行った。22スイングして柵越え5本。4スイング目に右翼席に初の一発をぶち込み、「照れ隠しでやった」と言うガッツポーズも見せると、見守った首脳陣、ナイン、そして3万7000人のファンからは、ヤンヤの歓声が上がった。

「音が凄い。これだけブランクがある中で、あれだけ打てるのはさすが」
 とは、打撃投手を務めた阿部。坂本が「別次元過ぎて、一ファンとして見ちゃった」と口をアングリさせれば、鈴木も「DHならまだ30発、40発は打てるんじゃない?」と目を白黒させていた。

「(ベンチに)戻ってきた時に『契約、契約』と言っていた。支配下枠はまだ空いてるしね」とは、視察に来ている桃井球団社長。

 現役復帰を示唆する悪ノリだったが、この日はゴジラ見たさにサンマリンスタジアムへとつながる国道は朝から大渋滞。改めて注目度の高さ、存在感の大きさを見せつけ、松井監督待望論がいよいよ加速するのは間違いない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち