「20勝くらいは…」 初ブルペンのマー君に女房役から“先制パンチ”

公開日: 更新日:

「力を入れずに投げていたが、凄くいい球ばかり。今朝は寒くて(朝の気温は12度前後)、風も強かったけれど、スプリットも落ちていたし、直球も走っていた。まだ自分は田中のことをよく知らないけれど、春季キャンプは長い。これからもっと彼の情報を集めたい。彼の表情を見ると、自信がみなぎっている感じがするしね。楽しみだよ」

 こう言ったのはヤンキースの2番手捕手・セルベリ(27)。昨季、黒田ともバッテリーを組んだ女房役がこの日、米フロリダ州タンパのキャンプ施設で投球練習を始めた田中将大(25)の球を受けた感想だ。

 田中がマイナーの球場に姿を現したのは現地時間午前9時過ぎ。グレーの半袖Tシャツとハーフパンツというラフな格好でキャッチボールを始めると、肩が温まった頃合いを見計らってブルペンへ入った。

■「結果を出して当然」という圧力

 6割程度の力ながら直球、スライダー、スプリット、ツーシームを計23球。練習後、無言で球場を後にした本人に代わって、女房役のセルベリはこれでもかと美辞麗句を並べ立てたものの、田中の投球をただ絶賛しただけではなかった。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束