41歳・日本ハム稲葉「衰えは感じる」「指導者にはなりたい」

公開日: 更新日:

――はい……。ということは、練習方法も変えた?

「うん。今まではたくさんすることで不安を払拭してきたんだけど、今はたくさん練習できない(笑い)。だから、バッティングでも守備でも一球一球の質を上げるようにしてる。『これとあれと……』っていろんな課題を一気にこなそうとせず、『今日のテーマはこれ』という、よりシンプルな考え方で練習するようになった」

――昨秋はWBC小久保ジャパンのコーチもやった。今後に生きそうですか。

「うーん、正直、WBCのコーチってすることないのよ(笑い)。チームのコーチと代表のコーチは全然違って、代表って一流選手を一気に集めた集団だから、そこで今さら何を教えるってこともないんだよね。コーチ自体は責任あるポジションだし、聞かれたらアドバイスするし、相手の特徴とかデータは教えられるけど、基本的には自分がプレーするわけじゃないから祈るしかない。もちろん、コーチをやって選手目線、コーチ目線の2つができたことで引き出しは増えたかな。いろんな選手のバッティングを観察することで『このフォームになった場合はダメ』『自分の打ち方と比較したらどうか』と考えるようになった」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハム新庄監督がドラフト会議出席に気乗りしないワケ…ソフトB小久保監督は欠席表明

  2. 2

    佐々木麟太郎をドラフト指名する日本プロ球団の勝算…メジャーの評価は“激辛”、セDH制採用も後押し

  3. 3

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  4. 4

    小嶋陽菜はブランド17億円売却後に“暴漢トラブル”も…アパレル売れまくりの経営手腕と気になる結婚観

  5. 5

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  1. 6

    ドラフト目玉投手・石垣元気はメジャーから好条件オファー届かず…第1希望は「日本ハム経由で米挑戦」

  2. 7

    今秋ドラフトは不作!1位指名の事前公表がわずか3球団どまりのウラ側

  3. 8

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 9

    「仮面の忍者 赤影」で青影役 金子吉延さんは週5日の病院通いで「ダイジョーブ?」

  5. 10

    また日本中がブラック企業だらけになる…高市首相が案の定「労働時間規制」緩和指示の醜悪