浅田真央「やめたくてもやめられない」これだけの“しがらみ”

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 19歳の羽生結弦が金メダルを取っても、安藤と真央が抜けた穴はとてもじゃないが埋められない。村上佳菜子(19)じゃ客は呼べない。口にこそ出さないが、フィギュア関係者はそう見ているのだ。

「真央は天真爛漫(らんまん)で、競技ではいつも冷や冷やさせるし、泣かせてくれる。日本人はやっぱり真央が大好きなんです。ジャパンマネーで潤ってきたISUにとっても、真央は金づる。かつてフィギュアの人気が高かった米国は今はさっぱりで、まったくカネにならない。ISUのチンクアンタ会長は、スケ連の橋本会長に『真央に現役を続けるよう是が非でも口説け』と本気で言ってくるのではないでしょうか」(前出の関係者)

 スケート業界の事情に加え、真央は2歳上の姉のことも考えなければならない。姉の舞にテレビの仕事があるのは、選手の真央と「セット」になっているからだ。真央が引退すれば仕事は激減する可能性もある。

 しがらみに縛られる人気スケーターは、18年の平昌五輪を目指すことになりそうだ。

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