初登板を境に一変…マー君に“すり寄り”始めたヤ軍ナイン

公開日: 更新日:

 ベネズエラ出身で、とにかく陽気。それまでは日本のメディアに質問されて答えるという図式だったのに、初登板以降は自ら進んで日本人記者に質問する。顔見知りの記者をつかまえ、「日本ではどういう配球で抑えてきたのか?」などと聞いているのだ。

 日本語習得用の教材を手にしたときも、セルベリは「まずタナカとコミュニケーションを取りたい。どういう人間なのかを知りたい。そのためには語学も必要だ。オレは頑張って覚えるよ」と喜々として話した。

■ビデオルームにこもって

 一方のマッキャンは教材を受け取った後、「日本語よりまずは彼の投球をしっかりと把握することが大切だ」とコメントした。

 田中の「投球をしっかりと把握」するためなのか、ロスチャイルド投手コーチとともにしばしばビデオルームにこもって田中の日本時代の映像に見入っているという。動と静。タイプは異なっても、自分が田中の女房役を務めようと、捕手2人が火花を散らしている。

「マッキャンは昨年のシーズンオフ、右肩を手術した影響もあり、まだ万全とは言い難い。今季はDHでの出場が増えるとみられているので、セルベリにもタナカと組むチャンスは十分ある」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【夏の甲子園】初戦で「勝つ高校」「負ける高校」完全予想…今夏は好カード目白押しの大混戦

  2. 2

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  3. 3

    やす子「ドッキリGP」での言動が物議…“ブチ切れ”対応で露呈してしまった芸人の器量と力量

  4. 4

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  5. 5

    中央学院戦の「1安打完封負け」は全部私の責任です。選手たちにもそう伝えました

  1. 6

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明

  2. 7

    タレント出身議員の“出世頭” 三原じゅん子氏の暴力団交遊疑惑と絶えない金銭トラブル

  3. 8

    巨人の正捕手争い完全決着へ…「岸田>甲斐」はデータでもハッキリ、阿部監督の起用法に変化も

  4. 9

    ドジャース大谷翔平の突き抜けた不動心 ロバーツ監督の「三振多すぎ」苦言も“完全スルー”

  5. 10

    萩生田光一氏「石破おろし」がトーンダウン…自民裏金事件めぐり、特捜部が政策秘書を略式起訴へ