初登板を境に一変…マー君に“すり寄り”始めたヤ軍ナイン

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 とはニューヨークメディアのひとりだ。

■スライダーとスプリットに刺激

 投手陣ではエースであるサバシア(33)の態度が、最近になって変化した。
 キャンプが始まったころは、田中とのコミュニケーションをほとんど取らなかったし、日本の報道陣が田中について質問しても多くを語ろうとしなかった。

 そんなサバシアの態度が変わったのは初登板前日。田中とキャッチボールしたうえ、田中に変化球の握りを尋ねたのだ。

 07年にサイ・ヤング賞を獲得。ヤンキース入りした09年から2年連続最多勝のメジャーを代表する左腕も、ここ2年はいまひとつ。左ひじや太ももの故障もあり、150キロ超だった球速は140キロ台中盤まで落ちた。そんな背景もあって、技巧派への転身を図っているともいわれる。

「タナカのスライダーとスプリットに刺激を受けたらしい。ブルペンでキレのある変化球を投げる姿を見ているうちに、できれば自分もモノにしたいと考えたようだ。それでわざわざ握りを聞いたのですよ」(前出のNYメディア)

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