グリーンをパットで…松山英樹が払わされるマナー違反の“代償”

公開日: 更新日:

 松山英樹(22)のマナー違反が、米ツアーで問題になっている。34位に終わったWGCキャデラック選手権2日目。13番パー3でショートパットを外した松山がイライラを爆発させるようにパターヘッドをグリーンにたたきつけた。

 その様子を、後続組のI・ポールターが目撃。ツイッターで「マツヤマはIdiot(バカだ)」と呟いて騒動になった。プレスルームでは、松山がヘッドをグリーンにたたきつける映像が何度も映し出されたという。

 松山は翌3日目、ポールターをはじめ後続組のC・シュワーツェル、J・ダフナーに謝罪。ポールターも「彼はいいヤツで、もう謝る必要はない」と表向きは一件落着となった。

 が、今回の事件は尾を引きそうだと米ゴルフ事情に詳しいゴルフライターの吉川英三郎氏が言う。

「米ツアーで戦うプロにとって、グリーンは神聖な場所であって、そこを傷つける行為を最も嫌います。ポールターのツイッターで松山のダーティーなイメージが広まってしまったわけで、この代償は大きい。まず、ビッグネームはおそらく一緒に練習ラウンドをしてくれなくなる。松山は、トッププロの技術をそばで見て盗むことが出来なくなるわけです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」