土俵より激しい 九重一派vs顧問一派「裏金疑惑」ガチンコ

公開日: 更新日:

 冒頭のOBは「それが変わってきた」とこう続ける。
「顧問一派も外部の調査を認めるようです。ただ、問題は人選の時期。九重親方としてみれば、顧問の息のかかった危機管理委に人選を任せることは阻止したい。相手にとって都合の良い人材で固められてしまいますからね。九重親方は外部調査の発起人であるだけに、人選にも関わるでしょう。顧問一派はそれをわかった上で、危機管理委を開催する時期を来月以降に引き延ばそうとしている。理事選に落ちた九重親方は今月限りで理事ではなくなる。ただの平年寄になってしまえば、危機管理委の人選に口出しは出来ない」

 一日も早く外部の調査委員会を立ち上げたい九重親方は大阪でも、「何が何でも、今場所中にカタをつけなきゃダメだ!」と息巻いているという。

 力関係でいえばケンカにならない。明らかに九重親方は劣勢だ。理事に返り咲きたいという動機も“不純”。どっちもどっちとはいえ、「裏金疑惑」がこのままウヤムヤに終わっていいはずがない。九重親方には追及の手を緩めてもらったら困るのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ