ジョーンズもお手上げ “鳴り物新人”楽天ユーキリスの癇癪

公開日: 更新日:

 鳴り物入りで楽天に新加入したユーキリス(35=元ヤンキース)が早くも不安視されている。

 2―1で西武に勝った28日の開幕戦は4打数1安打。八回2死二塁では前打者の4番ジョーンズが“敬遠”で歩かされる屈辱を味わった。

 メジャー通算150本塁打。レッドソックス時代の08年にはその年に最も活躍した打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」を受賞した。そんな輝かしい実績を引っ提げて来日したにもかかわらず、オープン戦は打率.158と絶不調。西武バッテリーにもナメられているということだろう。

 開幕戦前日練習ではこんなことがあった。ジョーンズから打撃練習中に手取り足取りの指導を受けていたが、快音が響かない。すると、打撃ケージを出るや、バット、ヘルメット、バッティンググローブを次々に投げ捨て、怒りをあらわにした。見守った首脳陣や報道陣が呆然とするや、日刊ゲンダイ本紙がユーキリスに話を聞こうとベンチ裏に向かうと本人は無言のままロッカーへ。その様子を見ていたジョーンズが、「今は(ユーキリスに)声をかけないほうがいい」と苦笑い交じりに本紙を制するほどだった。ユーキリスがイライラしまくっている証拠である。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然