予想どおり最下位のヤクルト 「ぬるま湯球団」とファン嘆き節

公開日: 更新日:

「昨季と同じような試合ばかりで、ヒドすぎます」

古株のヤクルトファンである吉川潮氏(作家)がアキレ返っている。

 10日の中日戦は、八回に石山が平田に決勝2ランを浴びて敵地3連敗。開幕から投壊が続くヤクルトは、この日も先発古野が三回までに4失点。だが、開幕から中継ぎを酷使していることもあってか、五回まで引っ張り計6失点。チーム防御率が12球団最悪の6.62ではファイティングポーズもとれず、小川監督は「これではどうしようもない」と、うなだれるしかなかった。吉川氏の嘆きは続く。

「見どころがバレンティンと小川泰弘だけというのも去年と同じ。フロントが最下位に転落した反省をしていたのか。何しろ補強にカネをかけなさすぎです。優勝チームの巨人がFA選手や高給の助っ人を獲得しているのに、最下位チームがほとんど何もしないんだから。開幕前にCSのプロ野球番組で順位予想をしていて、12人の解説者のうち11人がヤクルトを最下位と予想していた。ヤクルトOBの苫篠賢治だけがお情けで4位だったけど、当たり前だよね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 4

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  5. 5

    狭まる維新包囲網…関西で「国保逃れ」追及の動き加速、年明けには永田町にも飛び火確実

  1. 6

    和久田麻由子アナNHK退職で桑子真帆アナ一強体制確立! 「フリー化」封印し局内で出世街道爆走へ

  2. 7

    松田聖子は「45周年」でも露出激減のナゾと現在地 26日にオールナイトニッポンGOLD出演で注目

  3. 8

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  4. 9

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 10

    実業家でタレントの宮崎麗果に脱税報道 妻と“成り金アピール”元EXILEの黒木啓司の現在と今後