親族が語る生い立ち秘話…本田圭佑の「虚像」と「実像」

公開日: 更新日:

 そんな浮き沈みの激しい生活による心労と子育てが重なったのか、本田の実母は次第に精神が不安定になり、本田が小学2年の頃に離婚。岡山の実家に戻った。残された長男・弘幸と圭佑の兄弟は、司さんと同居していた祖父・満さん(故人)と祖母・晶子さんの手によって育てられることになった。

 本田の大叔父で1964年東京五輪にカヌー代表として出場経験を持つ本田大三郎氏(79)は、目を細めながらこう話す。

「兄(満さん)は圭佑らを引き取った頃、確かガスボンベを工場などに運ぶ運転手をしていた。ある程度のお金は稼げたが、それだけでは育ち盛りの弘幸や圭佑を食べさせてはいけない。2人の他に、家には司の姉の子で圭佑と同級生のようちゃんという子も預かっていた。だから、姉さん(晶子さん)は、清掃業や食堂の皿洗いなどの仕事を常に3つぐらい掛け持ちしてね。2人とも朝から晩まで必死に働いていた。そんな状態だったから、子供たちは学校から帰ってきても、自宅には誰もいない。小さい頃から何でもひとりでやらないと生きていけない環境だった。親の愛情を知らずに育ち、可哀想だったね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒

  4. 4

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  5. 5

    国分太一の不祥事からたった5日…TOKIOが電撃解散した「2つの理由」

  1. 6

    国分太一は会見ナシ“雲隠れ生活”ににじむ本心…自宅の電気は消え、元TBSの妻は近所に謝罪する事態に

  2. 7

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  3. 8

    「ミタゾノ」松岡昌宏は旧ジャニタレたちの“鑑”? TOKIOで唯一オファーが絶えないワケ

  4. 9

    中居正広氏=フジ問題 トラブル後の『早いうちにふつうのやつね』メールの報道で事態さらに混迷

  5. 10

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償