日程はユルユルなのに高年俸…プロ野球選手は“楽チン稼業”

公開日: 更新日:

 ブラック企業で働く若者が知ったら卒倒するのではないか。今どき38日間で実働24日という、うらやましい商売がある。プロ野球選手がそれだ。

 5月20日から6月26日までの交流戦の期間、試合があるのは24日だけ。残りは移動日か休養日だ。特に先週の28日から今週の5日までの9日間。2試合やっては休みで2勤1休だ。最後の4日間は雨天予備日で、試合が雨で流れなければ4連休だ。ヒマさえあれば休んでいるといっても過言ではない。

 なぜこんなことになるかといえば、日程に問題がある。1カード2連戦で長くても2カード4連戦しか組まないからだ。試合のない日も月、火、木、金と週によってバラバラ。日程表と首っ引きにならないと、いつどこでどんなカードがあるのか分からない。

 さすがに内部からも「日程が間延びしている」との声があるが、「3カード6連戦にするとその間、2度移動するので大変」などとどこ吹く風。移動といっても首都圏内もある。年も若く、日頃から体を鍛え、栄養たっぷりの食事を取るプロ野球選手がこたえるとはとても思えない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    コメ増産から2カ月で一転、高市内閣の新農相が減産へ180度方針転換…生産者は大混乱

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  4. 4

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  5. 5

    ヤクルトのドラフトは12球団ワースト…「余裕のなさ」ゆえに冒険せず、好素材を逃した気がする

  1. 6

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明

  2. 7

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  3. 8

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  4. 9

    元TOKIO国分太一の「人権救済申し入れ」に見る日本テレビの“身勝手対応”

  5. 10

    “気分屋”渋野日向子の本音は「日本でプレーしたい」か…ギャラリーの温かさは日米で雲泥の差