ザル守備に投手陣ア然…巨人セペダに心配なラミレスの二の舞

公開日: 更新日:

 まさに“ザル”だ。巨人のフレデリク・セペダ(34)が左翼守備で思い切り足を引っ張った。

 3日のソフトバンク戦、2-2の六回だ。この回、1点を勝ち越された巨人は、なおも1死満塁から明石の左翼線への打球をセペダがはじき、ボールは転々。2点適時二塁打になってしまった。その後も左前打で一塁から悠々三塁へ進まれるわ、際どいタイミングの犠飛も、カットマンまでがやっとの山なりの返球をするわ、セペダの拙守が立て続けに点に結び付き、この回6失点。3-8で敗れた原監督はそれでも「あそこはよく見えなかったけど……。全力の中でプレーしているわけだから」となぜかセペダには優しかった。

 他球団には「セペダに飛んだらプラス1つ進塁する」という申し合わせ事項があるという。ここまでナメられたら、投手陣はたまったもんではない。

 すでに“問題”になっていた。菅野が登板した先月24日のロッテ戦でも左飛に追い付けず、走者一掃。案の定、投手陣からブーイングが出始め、首脳陣も容認できなくなりつつある。最近はリードしていれば、試合中盤でも守備固めが起用されてお役御免。セペダの守備が不安で不安で仕方がないからだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは