ひさびさ日本人大関・豪栄道は最低週4回の「焼き肉好き」

公開日: 更新日:

 30日の伝達式で正式に大関昇進が決まる豪栄道(28)。11年の稀勢の里以来となる3年ぶりの日本人大関は一体、どんな人物なのか。

 角界では「勝負師揃いの力士の中でも、根っからの勝負師。その半面、肉体が気持ちに左右されすぎる部分がある」と言われている。

 大阪出身で中学卒業後は相撲強豪校の埼玉栄に進学。小学生時代は地元でも名の知れたちびっ子力士だったが、中学に入るや不振に陥り、体重も80キロから増えず。それが埼玉栄に進学が内定するや、気持ちが奮い立ったのかわずか半年で30キロ増量。すっかり見違えるようになり、高校ではタイトルを総ナメにした。

 気持ちが入らない時はもろいが、やる気になると強い。多くの力士が「ケガしたらバカらしい」と本気を出したがらない相撲トーナメントでも、上位進出常連だ。

■人使いの荒さに個人運転手は…

 好物の焼き肉は最低でも週4回。「毎日でもいい」と言っているほどだ。肉好きの力士でも、豪栄道ほど頻繁に焼き肉を食べる力士はいない。ある角界OBは「ただし……」とこう言う。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋